アートメイクにデメリットはある?知っておくべき注意点も

メイク
更新:2022.05.09

近年、男性の間でも話題になっているアートメイク。汗やプールでも落ちず、いつもきれいな状態が保てるという最大のメリットはよく知られていると思います。そんなアートメイクですが、デメリットはないのでしょうか?アートメイクをする際のデメリットや注意点などを解説していきます。

アートメイクの価格は?

アートメイクのメリットはわかっても、実際にするには施術にかかる費用が気になるところ。部位によって金額が違いますし、クリニックによっても変わってきます。ここでは、部位別におおよその金額を紹介していきます。

男性にも女性にも、不動の人気を誇る施術部位と言えば眉でしょう。左右のバランスを取りつつ手入れをするのはなかなか骨が折れるもの。しかも、眉は顔の中でも印象を左右しやすい部分。アートメイクをするなら絶対に眉という人も多いのではないでしょうか。

眉の施術は、1回あたり3万円台から9万円ほどとかなり幅があります。施術するメニューによって価格が変わってきますが、2Dはいわゆるべた塗りで、比較的低価格になっています。3Dや4D、パウダー技法などの自然に見える方法になると価格が上がっていきます。2回施術で固定になっているメニューもありますので、料金だけではなく施術回数や内容も要チェックです。

へアライン

生え際のちょっとした隙間が気になる人に人気が高いのが、ヘアラインです。また、つむじや全頭の施術も行っており、髪に悩みがある人によく選ばれています。

へアラインは一部なら1回4万円台から、M字になると10~13万円からになります。生え際から頭頂部や後頭部にかけての広範囲の施術になると、15万円を超えます。また、全頭になると施術回数も増えますので、総額が80万円近くなることも。

へアラインは、施術範囲が広くなればなるほど金額が跳ね上がりますので、クリニックと相談の上、どの範囲にどれくらい施術するか検討することをおすすめします。

アイライン

昨今の情勢以外でも、花粉症などでマスクをすることが多い日本人にとって、第一印象として大切になってくるパーツです。アイラインを施すことで、目の印象が強くなったり、逆に柔らかくなったりします。男性に人気なのは、目じり側のまつ毛を埋めるようにアートメイクをいれるもの。目立ちすぎずに印象が変わるのでおすすめです。

施術は、上まぶたと下まぶたで分かれています。どちらも1回4万円から5万円、2回で6万円台から7万円台です。

粘膜への施術になりますので、色の定着を考慮して黒色が多いそうです。その他の色を入れる場合は施術回数が増えるので、注意が必要です。

リップアートメイクをする男性も徐々に増えています。唇の血色がよく見えるため健康的に見えると評判です。

1回で5万円台から7万円台ほど。2回で11万円ほどです。唇のふちをなぞる「リップライン」と唇全体に施術をする「フルリップ」に分かれているところもあります。

唇の元の色によっては、思ったより暗い発色になることもあります。元の唇の色も考慮して何色にするか考えましょう。

ほくろ

口元や目元にあるだけで、セクシーさやフェミニンさを演出できると人気のほくろ。占いや人相でいいとされる位置に施す人もいるそうです。ほくろの印象は意外と強く残るので、チャームポイントにひとつ付けてみてもいいかもしれません。

一か所1万円ほどで施術できます。小さいので時間もさほどかからず、アートメイクの中では、一番お手頃価格となっています。

格安でできるところも。しっかり下調べを

驚くほど低価格でできるとうたっているクリニックもありますが、施術する人の技術や違法なサロンではないかの確認は必要です。低価格なのはトレーニング中のスタッフが施術するからという場合もあります。

アートメイクは医療行為になりますので、医師免許もしくは看護師免許が必要です。フリーランスのアートメイクアーティストもいらっしゃいますが、そういった場合を除いて価格のみで安易に決めないようにしましょう。

施術後、ダウンタイムはどれくらい?痛みは?

施術後のダウンタイムが長引くと仕事に影響が出そうと心配される方もいらっしゃるかと思います。ダウンタイムのおよその期間と痛みについて解説していきます。

ダウンタイムは約1週間。かさぶたができることも

ダウンタイムは1週間ほどで、徐々に施術箇所は落ち着いてきます。3日目ぐらいになるとかさぶたができてくる人もいますが、かさぶたは無理に取らずに自然に剥がれ落ちるのを待ちましょう。無理に取ったり剥がしたりすると、色素も一緒に落ちてしまい、退色が早まる可能性があります。とくに、施術後1~2日間は色が濃く見えたりします。気になるとは思いますが、ぐっと我慢です。触らないようにしましょう。

ダウンタイムの間は、しっかりと保湿すること、擦らないことに注意しながらケアしていきましょう。

施術中、施術後ともに痛みは強くない

施術中はもちろん麻酔をするので、痛みを強く感じることはないでしょう。施術後の痛みは、すり傷の痛みに近いといわれています。ひりひりするような、かゆいような感覚だそうです。その痛みも2~3日程度で治まってくるので、痛みに関してはそこまで心配しなくでも大丈夫でしょう。

痛みに弱くて心配な方は、事前にクリニックに相談すると麻酔の種類や量を調整してくれるところもあるので、遠慮せずに伝えましょう。我慢して施術すると、痛みで反射的に動いてしまい、ゆがんでしまったりすることもあります。

施術後、痛みが1週間以上続くようならクリニックに一度連絡を。施術部分に問題がないか見てもらいましょう。

デメリットや副作用はある?

デメリットや副作用は、アートメイクをするうえで知っておきたい部分でもありますね。メリットとデメリットの比較は大切です。アートメイクのデメリットと、副作用はあるのかについて解説していきます。デメリットや副作用を知ったうえで、アートメイクをするか検討してみてください

副作用

施術箇所の腫れや痛みが続いたり、化膿して痕が残ったり場合があります。また、アイラインの施術では、角膜に傷がつくことも。

そのほかには、深く穿刺しすぎて内出血が起きたり、炎症を起こして結果的にケロイドになってしまったりする危険性があります。染料に対してアレルギー症状がでることも。とくに、粘膜に染色していくと痛みや腫れが起きやすいので高い技術力が必要になります。

こういったトラブルが起こったときのために、アフターケアやフォローはしっかりしたクリニックを選びましょう。

薄くはなるが完全には消えない

アートメイクはタトゥーと違っていつか消えると聞いたことがある人もいらっしゃるかもしれません。それは半分正解で半分間違っています。

タトゥーは真皮層という部分(毛根がある場所)に針を刺して染色します。ここは、ターンオーバーによる肌の生まれ変わりが作用しない部分ですので、一度いれたタトゥーは消えません。

一方、アートメイクは皮膚の表皮層に針を刺して染色します。表皮層はターンオーバーによって古い皮膚が角質として排出されていきます。それに合わせて染色した皮膚も排出されていくため、経年変化によって薄くなるというわけです。

重要なのは、薄くなるのであって完全に消えるわけではないということです。もちろん、個人差がありますので、いつの間にか完全に消えていたという人もいらっしゃるでしょう。しかし、基本的には除去手術を行わなければ元の状態に戻ることはありません。

ごく稀にMRI検査でぴりぴりすることがある

着色料にごく微量の酸化鉄が含まれているため、まれにMRI検査で施術部分がぴりぴりしたり、やけどをしたりすることがあります。必ず施術前にクリニックの医師に確認すること、MRI検査をするときにも医師などに事前に申告して指示を仰ぐようにしてください。

アートメイクに向かない人は?

体質や肌質によっては、染料が定着しづらい人もいらっしゃいます。向かない人=早く薄くなってしまう人ですので、アートメイクをする際には複数回の施術を視野に、検討してみてください。

オイリー肌の人、出血しやすい人

皮膚から異物を追い出す働きが活発なので、染料が押し出されて定着しづらい肌質です。また、出血しやすい人も、刺した部分から出血し染料が流れ出てしまうため、定着しづらくなります。

皮膚が薄い人

皮膚が薄い人は、表皮層が薄いので穿刺する深さが足りずに染料が定着しづらいです。あまり深く刺すと真皮層に到達してしまいますので、技術力も必要になります。

代謝がいい人・良く汗をかく人

サウナに行く人や、日常的に運動をする人など、よく汗をかく人は新陳代謝が活発になり、角質がより早く剥がれるため退色が早くなると言われています。

アートメイクに向かない人を挙げていきましたが、施術をする場合、施術を複数回行うことでしっかり定着させることもできますので、あまり深刻にならずに、まずはクリニックに相談して方針を決めるといいでしょう。

アートメイクができない人は?

いざクリニックにいって、施術ができないとお断りされると悲しいですよね。どういった場合に施術ができないのか解説していきます。

投薬治療中の人

施術後のダウンタイムで薬が処方されることがありますが、飲み合わせを考慮しなければならないため、基本的には断っているところが多いです。また、服用している薬の影響で出血しやすくなっていると、施術中のリスクが高まります。

投薬治療が終了してからアートメイクの施術を検討する方がいいでしょう。

皮膚疾患、重度のアトピー症状がある人

施術部分に皮膚疾患やケロイドがあると施術はできません。皮膚に穴をあけますので、症状が悪化する恐れがあります。

金属アレルギーの人

アートメイクで使用する染料には、ごく微量ですが金属が含まれています。アレルギーの度合いや体調によりますが、アレルギー症状が出ることがあります。もし施術する場合は、軽度でも必ず申告し、パッチテストを行い問題がないが確認をしてから受けましょう。

感染症の既往がある人

B型肝炎やC型肝炎、HIVなどの感染症に罹患していると、原則施術は受けられません。

緑内障、白内障などの眼病の人

アイラインの施術に限りますが、眼病をお持ちの方も原則施術は受けられません。

以上のようにアートメイクを受けられない人もいますが、症状の度合いによっては施術可能な場合があります。一度クリニックに相談し、施術の可否を聞いてみるといいでしょう。

アートメイクの代わりになりそうなものはある?

残念ながらアートメイクを受けられないとなった場合、代わりになるような方法はあるのでしょうか?アートメイクのように手軽にできる方法を2つご紹介します。

ティント

皮膚に色素を塗って、沈着させるタイプのものです。表皮のもっと浅い部分に色素が入るので、持続期間はおよそ1週間。だんだん薄くなって最終的にはきれいに消えます。

アートメイク気分も楽しめるので、アートメイクができない人やお試しでやってみたい人におすすめです。

タトゥーシール

タトゥーシールは、眉、アイライン、リップ、ほくろ、髪までかなりの種類があります。剥がすことができるので、失敗してもやり直しがしやすいのもおすすめポイントです。

使い方も、水に浸して皮膚につける、もしくは皮膚につけてから水で浸したティッシュなどで湿らせていくだけです。

大体1日で取ることを想定していますが、眉なら持続力(粘着力)は大体2日ほどです。最初からティントにするのは勇気がいると悩んでいる人は、まずタトゥーシールはいかがでしょうか。

ティントもタトゥーシールも、街中の薬局やインターネットで購入できますし、値段も安価ですので、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

アートメイクのデメリットや副作用、その他の注意点について解説してきました。デメリットや副作用を知っていれば、メリットとの比較もできますし、施術をするかどうかのひとつの判断材料にもなると思います。

知っていれば不要なリスクは避けられます。アートメイクをすることで変わる日常にも興味が湧いてきますね。一歩踏み出してみようと思えた人に、楽しい毎日が訪れますように。

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