【メンズ向け】アートメイクができるクリニックの選び方!

メイク
更新:2022.05.08

第一印象の向上などの目的を持ってアートメイクを受けたいと考えているメンズの方もいらっしゃることと思います。施術を受けようと調べてみると案外多くのアートメイククリニックがあることがわかります。そんな中でどのクリニックを信用して訪問すればいいか迷ってしまうのではないでしょうか。そこで、ここではアートメイクに必要な資格などに触れながら、メンズがアートメイクの施術に向かうべきクリニックの選び方などを紹介していきます。

メンズのアートメイクに必要な資格とは

アートメイクをお洒落の一環として考えて、エステのようなものと考えていらっしゃる人もいるかもしれません。しかし、アートメイクを行うには資格を持った人間が必要となるようです。その理屈と仕組みに関して見ていきます。

なぜ資格が必要になるのか

メンズだけに限らない話なのですがアートメイクを行うには資格が必要となります。これはアートメイクを施す過程が医療行為となるからです。アートメイクは肌にインクなどを塗布する化粧のような行為ではなく、皮膚に針を入れて傷をつけた箇所に着色を行うものになります。イメージとしてはタトゥーに近いものになります。厳密にはタトゥーとは施術方法が変わるのでメイク跡が半永久的に残るようなことはありません。

しかし、皮膚に針を入れるような行為、すなわち患者の体に傷をつけるようなことは資格なしでやっていいものではありません。アートメイクでは皮膚の表皮層と真皮層の間となる部分までに針を入れる施術を行います。真皮層まで針を入れるのはタトゥーと同じ施術となり、肌への負担も大きく痛みを伴うものになります。また、真皮層まで施術をしてしまうとその後は半永久的に消えないものになってしまうでしょう。

資格もなく、また知識も持たないまま施術を行ってしまうと患者の体に必要以上の負担を与えてしまい、時には一生消えない傷を負わせてしまうことになります。安心で安全な施術のためにも資格や十分な知識が欠かせないものになるのです。

もう一つの大きな理由としては麻酔を使用する場合があるということです。 アートメイクは皮膚に針を入れますので当然、痛覚を刺激します。通常の施術では表皮麻酔として用いられるクリーム状の麻酔のみが使われます。しかし、患者が痛みに耐えるのが難しいようであれば注射針を用いた麻酔を使うこともあります。

部分麻酔であっても容量が多すぎれば感覚障害などにも繋がりかねず、充分な知見を持ったうえで適切な処置が必要とされます。医療資格もなく曖昧なまま麻酔を使うのは大変に危険な行為となるので資格保有者が行う必要があるのです。

具体的にどういった資格が必要となるのか

メンズアートメイクに必要となる資格は医師免許と看護師免許が必要になります。人の体に触れる医療行為になるので医師免許は欠かせないものです。これは医師法においても定められているものなので守っていない場合には違法になります。それほど資格免許は重要なものになります。

しかし、医師免許を持っていなければ施術ができないわけではありません。施術自体は看護師免許しか持っていないスタッフでも行えます。

クリニックが満たしていなければいけない条件としては
①医師免許をもつスタッフが一人でも所属していること
②施術は医師免許を持つ者、あるいは看護師免許を持つ者が行うこと
③医師免許を持つスタッフが最低でも一名は常駐していること
となります。施術中に何かのトラブルがあった際には医師免許を持つスタッフがすぐに対応できる環境を作っておかないといけません。

看護師免許を持つスタッフは医師免許を持つスタッフの指導の下に施術を許されているのですが、そのぶん医師免許を持つスタッフにはそれ相応の知識や技能が求められます。免許があるからといって専門的な知識が無ければ患者の体を触ることは危険になります。

専門の技術を得るための手段としてアートメイクを学ぶための専門校があります。専門校が用意しているコースを見ると初めてアートメイクを学ぶ人のためのコースでは3ヶ月ほどの期間で数回の実技を実施するようです。眉のデザインには細やかな作業が必要になります。数年はデザインとして体に残るものなのでミスがあった場合には大変な問題になります。 基本的に医師免許を持つスタッフも含め、スタッフ全員がこの専門校に通って適切な技量を持っている状態が好ましい状態です。アートメイクには専用の機材もあり、それに伴う色素などの知識も必要となってきます。こういった専門学校にはスキルアップのためのコースも複数あるのでアートメイクの技量を上げるために専門校を利用することもできます。

違法店に気をつけよう

ここまでで医療免許がなければクリニックの運営自体ができないことがわかっていただけたと思います。経営者も含めて最低でも一人は医師免許を持つ人がいなければならず、施術する人間も医師免許を持つスタッフから指導を受けた看護師免許保有者であることが最低条件となります。しかし、現状としてこの条件を守っていない可能性のある違法店があるということが言われています。違法店にはどのように気を付けていけばよいのでしょうか。

違法店の実体とは

法律違反になるケースとして挙げられるのは免許資格のない施術者による施術が行われた場合でしょう。アンチエイジングとして行われる医療脱毛において違法店が検挙される事件がこれまでにもありました。その内容として有名なものでいえば2015年11月に東京のエステティックサロン「カリス」にて摘発された事例があります。

当サロンでは医師免許を持たないにも関わらず経営者とその次女が女性三人に医療用のレーザー脱毛機を用いた施術を行いました。この事件は女性たちが大ヤケドを負ったことから明るみとなり、レーザー脱毛に対して世間から不信感を募らせる形となってしまいました。 医療脱毛もアートメイクと同じように医師免許や看護師免許を持っていることが必須となる医療行為と認定されています。しかし、世間で脱毛がブームの様な盛り上がりを見せたことでこのような違法店が現れる結果となってしまいました。

この時の事例では施術者が医師免許も持たず、充分な知識もない状態で施術を行ったことから患者に大やけどを負わせてしまう事態となりました。 違法店の特徴として挙げられるのはこのように大きな事故が発生しないと摘発がされにくいということにあります。患者が施術者に対して免許の有無を確認することも難しいうえに、施術内容が正しい物であるか判別する術がありません。違法店であるかどうか疑いもしないままに施術を受けて体に深刻な傷を負ってしまうのです。

アートメイクは眉部分や唇部分に針を入れる立派な医療行為になります。違法店に騙されないようにしなければいけません。

違法店の特徴とは

法律に則って営業を行っているクリニックに対して違法に経営を続けているクリニックを見分けるのは簡単なものではありません。しかし、いくつかの特徴を持っています。違法店に当たらないために気をつけるべきことはどういったものになるでしょうか。

費用が極端に安すぎる

アートメイクの施術を行ってくれるクリニックは都心部に集中しており、競合が比較的近い場所に集まっている場合が多いです。アートメイクは高価な施術になることから患者になる身としては費用面が気になります。探しているうちに施術費用が安いクリニックを見つければそこに決めたいと思うかもしれませんが、これは要注意です。

大手クリニックが定めている施術費用にはそれなりの理由があります。アートメイクを行うにあたって揃えなければいけない専用機材、医師免許や看護師免許を持つスタッフを揃えておくのにはそれなりの費用がかかります。こういった費用に加えてクリニックが立地の良い場所に立っていれば家賃などの維持費を加えても相当な費用となってきます。
割高に感じてしまうかもしれないアートメイク費用はこういったものを計算したうえで設定されています。

それに対して極端に低い施術費用を設定しているクリニックがあるかもしれません。この施術費用は果たして適切なものなのでしょうか。医師免許を持つスタッフが最低でも一人は常駐しなければいけないとなれば、それだけで多額の人件費を払っているはずです。スタッフを最小限で回していると仮定しても、そのぶん対応できる患者数は減ってきますから安定して売り上げを確保できないでしょう。
法律で経営に関する大部分が決められている以上、クリニックの経営方針に違いがあっても費用面で大きな差は出ないはずです。

費用が安いクリニックを訪問する場合には、すぐに決めてしまうのではなく、中の様子を伺ってから判断するようにしましょう。

常駐スタッフのことなどを説明してくれない

クリニックを訪れた際に、すぐに施術が始まるわけではありません。眉のアートメイクの場合であれば眉のデザインなどを決めるためのカウンセリングの時間があります。訪れたクリニックにて不安を感じた際にはここでクリニックのことについて質問することもできます。
施術者が誰になるのか、常駐スタッフはいるのか、といったことを質問すれば答えてくれるはずです。しかし、悪質な違法店であった場合には誤魔化される恐れもあります。
「医療機関と提携している」と説明されることもあるかもしれませんが、医師が常駐していなければ提携していても違法な状態になります。気になる場合には常駐スタッフに会わせてもらえないか聞いてみてもいいのです。店舗にいるはずなので会えないことはないでしょう。

更に施術者がどのような教育や指導を受けてきたか質問しても良いかもしれません。違法店であるかの確認の前に施術者のスキルは気になるところです。先述したとおり、アートメイクのための専門スクールもあります。施術者が医師からの指導だけでなく、専門校で実技などを行ったのか聞いてみるとクリニックの状態をより深く知ることができるかもしれません。

良いメンズアートメイクのクリニックに出会うためには

先程まで、違法店がある可能性とその危険性について説明してきました。自分の体に行う医療行為は信用できるクリニックにて施術をしてもらいたいと思うはずです。では、良いクリニックに巡り合うためにはどのような点に気をつければよいでしょうか。

カウンセリングを丁寧に行ってくれるか

施術者が患者から要望などを聞き取るカウンセリングの時間はとても大事なものになります。このカウンセリングが不足している状態だと患者の理想と施術後の状態にギャップが生まれてしまいます。ビジュアル的な要望を伝える行為はなかなか難しく短時間で終わらせてしまうと理解のミスマッチも起きかねません。施術者は患者の顔立ちにも合っている施術スタイルを提案していきます。時にはそれが患者の理想とは相いれないもので理解してもらうのに時間がかかるかもしれません。

それでも時間をかけて丁寧に施術内容を話してくれるクリニックは患者一人ひとりと真摯に向き合っている良いクリニックだと言うことができるでしょう。

施術後のケアを行っているか

クリニックにある程度の歴史があるのであれば口コミなどから施術の様子や前後のことを知ることができるでしょう。施術後にも大事なことがあります。アートメイクでは肌を傷つけてから色素を沈着させます。人の体も千差万別ですからこの色素の沈着にも個人差が出てきます。肌質によってはなかなか定着しないといったこともあるでしょう。
こういった時にどの患者にも共有のマニュアル的な対応ではなく、患者の肌質などを考えたうえでのアドバイスがあるかは大事なところになってきます。また、トラブルが発生した際にサポートを行っているクリニックもあります。一定期間は肌に残るアートメイクですからアフターケアまで万全のところに頼みたいですよね。

まとめ

メンズには美容系の医療行為は少しハードルが高い所もあります。ただ、内容は医療行為ですのでプロの方々が個人に合った施術を行ってくれます。メンズであっても自分の理想像や心配事を伝えれば寄り添いながら施術を行ってくれます。しかし、費用面のことを考えすぎると悪質な違法店に引っかかってしまうこともあるかもしれません。 クリニックに常駐スタッフの有無やスキルに関しての質問をすることは失礼なことではありません。気になったことがあればクリニックに問い合わせて、最良の選択をしていきましょう。

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