メンズ眉毛の整え方!初めてでも簡単失敗知らずな方法は?似合う理想の形と必要な道具を教えます。
「眉毛を整えるのは女性のやること」このように考えている男性も多いかもしれません。しかしこれからの時代、男性も眉毛を整えるのが当たり前になってきます。ここでは眉毛を自分で整える方法や必要な道具について紹介します。ポイントさえ押さえれば、自分で眉毛を整えるのはそこまで難しいことではありません。以下で紹介することを参考にしてみてください。
目次
メンズも眉毛を整える必要がある?
なぜ男性も眉毛を整える必要があるのかについてみていきます。眉毛を放ったらかしにしているとダサく見られて、第一印象がマイナスになるかもしれません。
ボサボサ眉毛の男はダサい
女性はボサボサ眉毛の男性に対してあまり良い印象を持たない傾向が見られます。「眉毛のメンテナンスがきちんとしていないと不潔な印象がある」「だらしなく思えてしまう」といった意見は結構ネット上でも目立ちます。女性からよく見られたと思うのであれば、眉毛のような細かなところまできちんとお手入れをした方がいいです。
眉毛は第一印象を決める重要なファクター
眉毛を普段あまり気に留めないという人もいるかもしれません。しかし顔の印象を決める重要な要素と言われています。一説によると「顔の印象の7~8割は眉毛で決まる」という説もあるほどです。特に男性は女性と比較して、普段あまり化粧をしない人が多いでしょう。だからこそ眉毛を整えたり、形を変えたりするだけでも印象がぐっと変わる可能性が高いです。もし普段眉毛をあまり気にしないのであれば、お手入れをしてみると周りのイメージも大きく変わるかもしれません。
セルフチェック!ダサい眉毛診断
- ボサボサで手入れしてない
- 細すぎる眉毛
- 眉毛が繋がっている
- 眉下に余計な毛がある
- ぼんやりした薄い眉毛
- 上がり過ぎなキツい眉毛
- 下がり過ぎな頼りなさそうな眉毛
- 左右の形が違う眉毛
- 短すぎる眉毛
- 髪と合っていないカラーの眉毛
男の眉毛はセルフケアも可能
眉毛を整えるのは自分でも十分可能です。その具体的な方法については別項に譲りますが、自宅でお手入れできるのでお店に行く手間暇がかかりません。最初のうちは慣れていないので時間がかかるかもしれません。しかし30分もかからないでしょう。何度も繰り返しお手入れをすれば、徐々にコツがつかめます。そうすると5分程度でササっと済ませることもできるでしょう。
カッコいい眉毛の種類と特徴
眉毛のお手入れをする場合、まずはなりたいイメージを固めることが大事です。そこでここではかっこいいと好感度の高い眉毛4種類についてピックアップしてみました。また整った眉毛には条件があります。その黄金比についても紹介しますので参考にしてみてください。
直線型
メンズ眉毛の中でもポピュラーなタイプといえます。清潔感があり、誠実な印象を与えるので女性の間でも好感度は高いです。文字通り一直線でカーブがないので初心者でも整えやすいでしょう。直線型でも太さによって印象も変わってきます。太眉だと男らしい感じになりますし、少し細く整えるときりっとした目元になって知的でクールな印象になるでしょう。
アーチ型
アーチをかけるように眉山の部分が緩やかにカーブを描いているのが特徴です。もともと眉毛が濃くしっかり生えている人は、比較的整えやすいです。眉毛をカーブさせることで丸みを帯び、柔らかな印象になります。優しい顔立ちになりたいと思っている人におすすめです。
平行型
ナチュラルな眉毛に仕上げたいと思っている人におすすめのスタイルです。こちらも柔らかくて優しい印象を与えます。輪郭で見ると面長の人におすすめの形です。眉毛を平行な形状に整えることで顔のパーツのバランスもまとまりますので、顔の長さをカモフラージュできます。
シャープ型
細い眉毛で、目元をキリっとした印象に仕上げられます。クールな感じでアピールしたいと思っている人におすすめです。このタイプはまめにお手入れする必要がありますが、ファッショナブルな感じにまとまります。男性の眉毛の中ではなかなかレアなので、個性を出していきたいと思っているのであれば、こちらの形状にチャレンジするのもアリです。
ポイント!メンズ眉毛の黄金比をマスターしよう
眉毛を整えるときに形状のほかに比率も意識しましょう。眉間側の眉頭と眉毛が最も高く生えているところも眉山、眉間から最も離れた眉尻のバランスが重要です。眉頭から眉山:眉山から眉尻までの長さが2:1になるように調整しましょう。
またそれぞれの位置も重要です。眉頭は小鼻、眉尻は小鼻と目尻の延長線上に来るようにデザインします。また眉山は黒目よりも少し外側に持ってきましょう。こうすることでナチュラルなカーブが描けるはずです。
自分に似合う形がわからない場合はどうする?
眉毛の形を整えるといっても、自分にはどのタイプがしっくりくるのかわからないという人もいるでしょう。これまで眉毛を強く意識したことのない人はなおさらでしょう。その場合にはこちらをチェックしてみるといいでしょう。自分に似合う眉毛がどのようなものか、参考になるはずです。
眉毛を整えるのに必要な道具を準備しよう
眉用コーム
毛流れを整える際に必要です。髪の毛の場合ブラッシングしないと、自分のヘアスタイルを正確に把握できないでしょう。眉毛も同様です。また眉毛を整えた結果、毛量の足りなくなる箇所も出てくるかもしれません。そんな時に周囲から毛を持っていって、足りない部分をカバーするためにも必要です。眉毛専用のコームが販売されているので、こちらを購入するのがおすすめです。100円ショップでも販売されているので、そんなにコストもかからないはずです。
化粧ハサミ(眉ハサミ)
眉毛の長さを調整したり、不要な部分をカットしたりするときに必要です。ストレート用とカーブ用のものがありますので、自分のなりたい形状に合わせたものを調達しましょう。ハサミを使用するときに長すぎるところをカットするイメージで使用してください。同じような長さに短くカットしてしまう人がいますが、すると不自然な仕上がりになってしまうからです。
眉用シェーバー
余分な毛を効率的に剃るためには電動シェーバーを準備しましょう。中には「カミソリが自宅にあるから代用できるのでは?」と思う人もいるでしょう。しかしカミソリの場合、肌を傷つけてしまう恐れがあります。また目も近くにありますので手元が狂った場合に危険です。電動シェーバーを使用するように心がけましょう。
毛抜き
無駄な眉毛ができるだけ再生しないためにはシェーバーよりも毛抜きの方がいいです。ただし毛抜きを多用するのは避けたほうがいいでしょう。カミソリ同様、やはり肌に与えるダメージが大きいです。また繰り返し眉毛を抜いていると、そこから毛が生えなくなる恐れもあります。後日眉毛の形を変えようと思っても、取り返しがつかなくなるかもしれません。
眉毛テンプレート
特に初心者の方におすすめなのが、眉毛テンプレートです。眉毛の形に合わせて穴が開いています。これを自分の眉毛の上に乗せることで、どこをカットすればいいか、どのように描けばいいかがわかるからです。テンプレを利用すれば、初心者でもきれいに眉毛を仕上げることが可能です。
アイブロウペンシル
眉毛の形を整えるときに必要な眉毛をカットしてしまった、剃ってしまったというケースも出てくるでしょう。そのような場合に重宝するのが、アイブロウペンシルです。眉毛のないところに塗ることで、差も毛が生えているかのようにリカバリーできます。ペンシルにはいろいろな種類がありますが、芯の柔らかいものがおすすめです。この方がスムーズに眉毛を描けるからです。100円ショップでも販売しているので、まずはリーズナブルなものを購入するといいでしょう。
眉毛の整え方の基本的な方法と手順
下準備の整ったところで、具体的にどうケアをしていけばいいか、その手順について紹介します。以下の順番で進めていけば、スムーズに眉毛を整えられるはずです。
ペンシルで形を描く
まずは自分がなりたいと思っている眉毛の形をペンシルを使って実際に描いていきましょう。水彩画を描くときにいきなり絵の具を使用するのではなく、鉛筆で軽く下書きをするでしょう。そうするとバランスが崩れるリスクが低減できます。同じように形で失敗するリスクを低くできます。自分の希望するフォルムだけでなく、ここで紹介した黄金比をクリアできているか確認しましょう。
ムダ毛をカットする
下書きできたら、今度はそこからはみ出ているムダ毛の処理をしましょう。結構毛量が多い場合には一気に対処できるシェーバー、ピンポイントで細かく整える場合にはハサミを使用するとスムーズです。毛抜きを使用する場合、毛の流れに合わせて引っ張ると痛みが軽減されるので実践してみてください。
ブラッシングする
次にブラッシングです。眉頭は下から持ち上げるような感じ、眉尻は上から下に押し当てるようなイメージで流していきましょう。するとラインからはみ出すムダ毛が出てくるはずです。こちらはカットして長さをそろえましょう。
微調整する
とりあえず一連の作業は完了です。しかしいま一度鏡で状態を確認してみてください。アンバランスになっているところはないか、ムラが起きていないかなどを確認して、必要に応じて微調整してください。最後に再度ブラッシングしたら出来上がりです。
男の眉毛のよくある疑問や悩み
男子の中には眉毛のお手入れに関してわからないことや悩み事もいろいろとあるようです。その中でも主要なものについてここでピックアップしてみました。
どのくらいのペースで実践すればいい?
眉毛が濃いのですがどうすればいいですか?
もともと毛が薄いのですがそのままでもいいですか?
染めたほうがいいものですか?
万が一失敗したときにはリカバリーできますか?
失敗する主な理由
男子の中には眉毛の手入れにチャレンジしても失敗するケースも珍しくありません。その理由を見てみると、いくつかに収束できます。
ノープランで突き進む
最初にどんな形にするのか、具体的なプランを立てずに「何とかなるだろう」と思って突き進むと失敗する可能性が高いです。整えようがありませんし、無計画にカットすれば、過不足がどうしても起こりやすいです。
やりすぎ
「ここをもうちょっとこうすれば…」と思って試行錯誤しすぎてしまうと、必要以上に眉毛が失われてしまいます。その結果、必要以上に細くなってしまったり、薄くなったりしがちです。女子と比較して男子の眉毛は一本一本が太くて丈夫です。数本でも処理すると、だいぶ見た目の印象が変わります。慎重にケアをしましょう。
不慣れでスキル不足
やり慣れていないことで失敗することもあります。「左右が非対称になった」「どうも自分の顔にフィットしない」というのは未熟さから起きるものと考えられます。最初からうまくいくわけはありません。試行錯誤を繰り返して、自分にマッチするデザインを見つけましょう。1回失敗しただけであきらめてはいけません。
自分でうまくできない場合
回数を重ねるとやり方にも慣れるので、だんだん上手に納得できる形に仕上がります。しかし不器用な方はなかなかスキルアップできないかもしれません。また時間がない時にはプロに整えてもらうのも一考です。
何度やってもうまくいかない…そんな時にはプロにお願いしよう!
美容院の眉毛カット
美容院の中には眉毛のカットや調整をしてくれるところもあります。低価格で5~15分と短い施術時間なので気軽に利用できます。しかし早ければ数日、遅くても2週間も経過すると元通りにけが再生してしまいます。
メンズの眉毛サロン
もともと濃い、太眉であればサロンで脱毛をするところを利用するのも一考です。ワックスなどを使って余計なムダ毛を引き抜いてくれます。カットではないので1か月近く長持ちするのが魅力です。しかし施術に1時間程度かかる、敏感肌の人はワックスを剥がすときに炎症を起こすリスクがあります。
アートメイク
お手入れするのが面倒であれば、アートメイクするのも一考です。皮膚の中に色素を入れる、タトゥーのような方法でメイクします。一度色を注入すれば、半永久的に形は変わりませんのでお手入れが必要なくなります。
まとめ
女子だけでなく、男子もこれからの時代、眉の形を整えるのは当たり前の時代になるでしょう。自分で整える方法はありますので、ここで紹介した方法をベースに実践してみませんか?まずはどんな形状がいいのかをイメージしたうえで、ていねいにカットや書き足していきましょう。またもし自分でやるのは面倒くさいというのであれば、プロにお願いするのも選択肢の一つです。美容院やサロン、アートメイクスタジオなどで受け付けていますので、こちらを活用してみませんか?