【初心者向け】簡単にできるメンズの眉毛の描き方!似合う形や必要な道具も解説
眉毛を整える、眉毛を書くなどは女性のやるものと思っていませんか?しかし今は女性だけでなく、男性も眉毛を整える時代です。眉毛を変えるだけでも、見た目の印象を変えることが可能です。そこでここでは初心者でも簡単にチャレンジできるメンズの眉毛の描き方についてくわしく見ていきます。
目次
眉毛の描き方で必要なアイテム
メンズが眉毛を描くにあたって、まずは必要な道具を準備しましょう。眉毛を描く前に人によっては眉毛を整える必要のある方もいるでしょう。整える際に必要なアイテムに関しても紹介しますので、参考にしてみてください。
眉毛を整えるために必要なアイテム
眉毛を整えるためにまずはブラシ&コームを用意しましょう。眉毛専用のコンパクトサイズのコームを準備してください。眉毛の流れを整えるときに便利です。
人によっては眉毛が長すぎる人もいるでしょう。眉毛のボリュームがありすぎるのであれば、カットするためのはさみを用意してください。はさみは一般的なものではなく、眉毛専用の小さなものがおすすめです。コンパクトで取り扱いやすいだけでなく刃の部分が曲面になっているので、細かな調整をするのに長けているからです。眉毛をカットする際に毛を持ち上げるためにここでもコームは必要です。
眉毛をカットするときにシェーバーがあると便利です。時短できるからです。しかしいわゆる髭剃りではなく、産毛を剃るためのシェーバーを準備してください。中にはカミソリを使えばいいと思っている人もいるでしょうが、初心者には難易度が高いです。また手元を誤るとケガしてしまう恐れもあるので、カミソリを使うのはおすすめできません。
眉毛を描く際に必要なアイテム
眉毛のメイクをするためのアイテムはいくつかあります。必要に応じて準備しましょう。まずはアイブロウペンシルです。眉毛を描くためのペンのことで、鉛筆のような形をしています。細かなところまで描けますし、もし間違った場合でもすぐに消せますので初心者向けの道具といえます。アイブロウペンシルはいろいろなカラーがラインナップされていて、ナチュラルなブラックから明るめのブラウンなど多彩です。
アイブロウパウダーも眉毛を描くときに必要になるかもしれません。複数の色が一つのケースに入っていて、女性の使うファンデーションやアイシャドウのような感じです。ケースの中に筆もしくはメイクチップが入っているので、これで色を付けていきます。眉毛のボリュームが足りない、整えるときに穴が開いてしまった時などに重宝します。
アイブロウリキッドも眉毛のメイクをするときにあるといいでしょう。筆ペンのような形状しています。ティントといって1週間程落ちない耐久性の高い種類もあります。もし失敗するとなかなか直せないので、初心者にはあまりおすすめできません。ある程度慣れてきた中級から上級者向けのアイテムと言えます。
メンズの理想の眉毛とは?
眉毛を描く際に、なにを目標にすればいいかわからないという人もいるでしょう。そこでまずはどのような眉毛にするのがいいかについて、解説します。
眉毛には黄金比がある
眉毛の印象がいい、きれいな黄金比と呼ばれるものがあります。口元と鼻のライン、眉毛によって構成される三角形のバランスがいいときれいな感じに仕上がります。黄金比を形作るには3つのポイントがあります。
1つ目は眉頭です。眉頭が小鼻の延長線上に来るように整えましょう。
2つ目は眉山です。眉毛のラインを鏡で確認してみてください。眉頭から持ち上がった毛の流れが、あるところで下がるポイントがあるでしょう。その手前の骨が高まっているところが眉山です。この眉山が鼻の中心から黒目の真ん中へつながるラインの延長線に来るようにします。
最後のポイントが眉尻です。小鼻の脇から目じりに流れるラインの延長線上に来るように調整します。この3つのポイントを押さえてメイクすれば、きりっとした美しい眉毛になるはずです。
眉毛の形も重要
眉毛の黄金比だけでなく、フォルムをどうするかでもだいぶ見た目の印象が変わります。男らしい力強い眉毛にしたければ、直線的なフォルムがおすすめです。それを曲線的でアーチタイプの眉毛になるとフェミニンで中性的な感じになります。どんなイメージで仕上げたいかを想定して、そのためにはフォルムをどうすればいいか検討しましょう。
同じ形状でも眉毛のボリュームによっても見た目の印象は変わってきます。直線的な眉毛で濃いめであれば、ワイルドな感じが前面に出てきます。男らしさを目指している人にはおすすめです。しかし太めでもそれほどボリュームがなければ、穏やかな印象の眉毛に仕上がります。毛量はあるけれども細長い形状の眉毛の場合、シャープな顔立ちになります。すっきりしている半面、くっきりとした印象です。
眉毛が上がっているか下がっているかでも、見た目の印象は異なります。眉尻に向かってあがっている眉毛であれば、りりしい印象です。男らしさを強調するような仕上がりになるでしょう。一方眉尻に向かって下がっている眉毛であれば、穏やかな印象になりがちです。しかし人によっては、どこか頼りなさげに映ってしまうかもしれないので注意してください。
眉毛の整え方の方法について解説
眉毛の描き方の前によりきれいに仕上げるためには、眉毛を整えておくことも必要です。まずはどのように整えればいいかについてみていきましょう。
ステップ1:コームで整える
まずはコームなどブラシを使って眉毛を整えていきましょう。髪の毛をブラッシングするのと同じような感覚で梳かしていきます。眉毛の流れに沿うような形でブラッシングしていきましょう。
ステップ2:眉毛を描く
アイブロウペンシルなどを使って眉毛を描いてみましょう。ただしここでは完璧に仕上げる必要はありません。どんな眉毛になりたいか、理想のラインを描くような感覚でいいです。自分で鏡を見てもシンメトリーにならない場合も少なくありません。目の動きなどによって、左右のバランスが崩れてしまいます。そこで最初のうちは、ほかの人にまっすぐ前から見てもらって、左右のバランスが整っているかチェックしてもらうといいでしょう。先ほど紹介した黄金比を基準にして描くといいです。
ステップ3:無駄な毛を抜く
ペンシルで描いたときにはみ出ている余分な毛があるかもしれません。その場合には毛抜きなどを使って抜くといいでしょう。毛を抜くのであれば、映えている方向に従って抜くと簡単に取れます。抜くのが痛そう、もう生えてこなくなるのは困るというのであればシェーバーを使って剃っても構いません。
ステップ4:はさみでカットして整える
余分な眉毛をカットして長さを整えましょう。この時はさみとコームを一緒に使ってカットすると、思い通りにきれいに整えられます。眉頭を梳かして、ラインからはみ出ている部分をカットします。聞き手に挟み、もう一方の手でコームを持つとやりやすいです。毛の流れに沿って下から上に持ち上げるようなイメージで梳かしていくといいでしょう。逆に眉尻の方は上から下に溶かしていって、はみ出た毛をカットしてください。
最初のうちは手間取るかもしれませんが、何度も繰り返し行うとだんだん慣れてきて、円滑に作業できるようになるでしょう。眉毛を整えているだけですが、かなり見た目の印象も変わってくるはずです。
眉毛の描き方をマスターしよう
眉毛の整い方をマスターできたところで、次のステップは描き方です。眉毛の描き方はどのアイテムを使うかによって、そのやり方は異なります。そこでここではアイテム別の眉毛の描き方の基本についてくわしく見ていきます。
アイブロウペンシルの使い方
アイブロウペンシルは扱いやすいので初心者向きです。ペンシルを使った書き方ですが、大きく2種類のアプローチがあります。
まずは一本一本描くスタイルです。ペンシルは先が非常に細いので、一本ずつ描くことが可能です。毛の薄くなっているところや誤って抜いてしまって毛のなくなっているところがある場合には、この書き方がおすすめです。この場合ポイントになるのは、毛流れに沿って書くことです。眉頭の場合額に向かって、眉尻はこめかみに向かって生えているはずです。鏡でよく流れをチェックしてペンシルを動かしていきましょう。
もう一つは眉毛を埋めるようなアプローチです。ケガなどをして眉毛が生えない、産毛のような者しか生えない場合にこのスタイルがおすすめです。眉毛のないところをカバーできます。この場合、まずペンシルで描きます。その上で綿棒を使ってカラーをぼかしていきます。綿棒を使用しないとくっきりしすぎて不自然に仕上がりになってしまうからです。ぼかすときには、眉毛とラインの境目をなくすようなイメージで綿棒を動かすのですが、この時眉毛の中心に向かうようなイメージで仕上げるといいでしょう。眉毛のラインをはっきり出したいと思っている人も、この方式を試してみましょう。
アイブロウパウダーの描き方
アイブロウパウダーを使用する場合には、だいたい一つのケースに2~3種類のカラーが収められているはずです。使い分ける際には眉頭から眉尻に向かって徐々に濃くなるように描いていきましょう。そうするとグラデーションがより強調され、立体的な仕上がりになります。初心者の場合、どのようにパウダーを乗せればいいかわかりづらいかもしれません。そこでまずはペンシルを使って下書きをします。その上を塗りつぶすような感覚で、最初は薄い色合いのものからまぶしていくときれいに出来上がります。
アイブロウリキッドの描き方
アイブロウリキッドを使用する場合、毛のボリュームを出したいところに一本一本描いていきます。この時毛の流れに従って描くように意識してください。液体をあまり多く出し過ぎるとムラになってしまうので注意が必要です。ティントを使用する場合には、まずペンシルで下書きをします。そのあとで中を塗りつぶすようなイメージで描いていきます。
メイクに失敗したときには?
眉毛を自部で描いたけれどもうまくいかなかった、ミスして飛び出してしまったなど失敗するときもあるでしょう。その場合には乳液を準備します。乳液を綿棒に浸して、失敗してしまった箇所をこすれば、きれいになるはずです。こする時にはゴシゴシ縦や横に動かすよりも、クルクル丸めながら動かすと取れやすいです。メイク落としを使用しても落とせますが、これだときれいにできているところもまとめて落とす形になります。またメイク落としを使用するとしばらくは描き直せません。乳液であれば失敗したところピンポイントで落とすことができますし、メイク落としの成分が含まれていないのですぐに書き直せるのでおすすめです。ただし乳液を使ってもうまくいかなければ、メイク落としを使用してください。
まとめ
眉毛のケアをしていないと左右のバランスが崩れているなどで違和感を見る人に抱かせたり、清潔感がなかったりと第一印象がマイナスになりかねません。実際にやってみるとお分かりになるでしょうが、眉毛を整えたり、ペンシルなどで描いたりすることで見た目の印象がだいぶ変わります。清潔感があって、さわやかな印象になりたいと思うのであれば、アイメイクのやり方についてマスターするといいでしょう。
眉毛のメイクに興味があるけれども自分でやるのは難しそう、仕事などの関係で朝あまり時間がないという人もいるでしょう。その場合にはアートメイクを利用する方法もあります。アートメイクとは、皮膚の浅い部分にインクを注入することで、眉毛の形状やデザインを最初から作り上げてしまう施術法です。眉毛を描くような手間が省けます。
皮膚の内部に色を付けるとなると、タトゥーをイメージする人も多いかもしれません。確かに基本的な仕組みは一緒です。しかしタトゥーの場合、皮膚の真皮層という奥深くにインクを入れるので一度入れると半永久的に残ります。しかしアートメイクの場合、表皮層という表面に色を入れます。ですから肌のターンオーバーに伴い徐々に色は薄れていくので、ずっと残り続けるような心配はありません。もし自分でメイクする暇がなければ、アートメイクを入れるのも一考です。