辛さで髪が増える?唐辛子の育毛効果
更新:2022.01.09
カプサイシンの効果
赤い唐辛子の辛さ成分であるカプサイシンには実は育毛効果があると言われています。
血行促進
唐辛子がたっぷり入ったものを食べれば血行が良くなり汗をかくのは知られています。
確かに血行が良くなれば頭皮に酸素や栄養素が行き届きやすくなるので育毛効果が期待できますが、それだけではない働きがあるのです。
ヘアサイクルを長くする
髪の成長に関わっている成分にインスリン様成長因子というものがあります。
髪だけではなく骨や内臓、筋肉の細胞の増殖や分裂を促す効果があるもので、髪の毛母細胞に作用すると髪の退行期や休止期を短縮して成長期を長くするという働きがあります。
男性型脱毛症の場合には体内で男性ホルモンのテストステロンから生成されたジヒドロテストステロンが毛母細胞が髪を作るための細胞分裂を抑制して髪の成長期を短くし、退行期や休止期を長くしてしまうことが原因で薄毛や抜け毛に悩んでしまっています。
しかしカプサイシンの働きによって成長期が長くなればそれだけ髪の毛が頭皮に残り、さらに太く成長するということに繋がります。
さらに唐辛子などカプサイシンの含まれたものを食べたり皮膚に塗るとその刺激が頭皮に伝わり、刺激を受けた細胞がインスリン様成長因子を分泌するとも言われています。
また、カプサイシンの新陳代謝促進効果は血行を良くするため体内の不要な老廃物をスムーズに排出しやすくなるという効果もあります。
この働きによって頭皮の不要な皮脂や老廃物も排除され、健康な毛穴を取り戻すことができるとも言われています。