あなたはどのタイプ?薄毛・ハゲ(脱毛)の種類と原因
更新:2022.02.07
一口に薄毛といってもその種類はいくつかに分かれ、原因もそれぞれ異なるのが一般的です。
目次
男性型脱毛症(AGA)
まず、薄毛の男性に最も多い男性型脱毛症、いわゆるAGAは男性ホルモンであるテストステロンが還元酵素によってDHTに変換され、それが男性ホルモン受容体と結合することで脱毛因子を生成するとそこから毛根組織に脱毛命令が下ることで抜け毛が増えたり髪の成長が進まなくなることによって薄毛が進行します。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症は、頭皮から過剰に皮脂が分泌されることでそれが細菌やダニなどの繁殖を招いて頭皮環境を悪化させることや、皮脂によって毛穴が詰まってしまい結果的に発毛を妨げることで脱毛症となります。
これは脂漏性皮膚炎が前提していることがあり、その治療を行わない限り脱毛症も改善しません。
粃糠性脱毛症
粃糠性脱毛症とは、頭皮が乾燥すると出てくるフケなどが大量に発生することでこれらのフケが毛穴をふさぐことで脱毛症が進行する症状です。
脂漏性脱毛症の原因となる脂漏性皮膚炎は皮脂分泌が過剰になることで起こるとされていますが、粃糠性脱毛症の場合は頭皮が異常に乾燥してフケが多くなることで抜け毛が多くなり薄毛へと発展する状態です。
円形脱毛症
円形脱毛症は、精神的ストレスや自己免疫疾患が原因で起こる脱毛症で、普通の脱毛症との違いは徐々に抜け毛が増えて薄くなっていくのではなく一部分だけがごっそり抜けることが多いとされています。
ストレスの原因を取り除いたり自己免疫疾患の治療を行わないと育毛剤や薄毛治療をしないと改善しないことがあります。
このように、脱毛症には種類がありそれぞれに合った治療法を行うのが望ましいため、自分はどのタイプの脱毛症なのか把握することが大切です。