EPAで髪が生える!?サバの栄養と育毛・発毛効果
サバは青魚のひとつで、安価で購入できる大衆魚として食卓に並ぶ事の多い食材となっています。
サバには不飽和脂肪酸の一種であるオメガ3脂肪酸のEPAが豊富に含まれていて、脳の活性化に働くことで認知症予防に役立つとされる栄養素とされます。
その他にも様々な働きを持ち、育毛・発毛にも影響があります。
この記事ではサバの育毛・発毛への影響について解説していきます!
目次
サバってどんな魚?
サバはスズキ目サバ科の魚です。
背部分に特有の緑青色の斑紋がありますが腹側にはありません。
顔は目が大きいのが特徴です。
旬は秋から冬です。
サバの栄養
サバは豊富なタンパク源となっていて、髪の毛の成長に必要なタンパク質を補給することができます。
またオメガ3脂肪酸のEPAも多く含んでいます。
サバの育毛・発毛への影響
EPAで血液をサラサラにする
EPAはエイコサペンタエン酸の略ですが、中性脂肪を減少させると共に血小板の凝集抑制作用を持ち合わせているため、血液をサラサラにしてくれます。
髪の毛が成長するためには、血液に乗って栄養素が毛根に届けられることが条件となっているのですが、血液が凝固してドロドロの状態では上手く運ぶことができずに成長できなくなります。
血行不良は薄毛の原因のひとつとされるので、運動などによって血管を拡張したり血行を改善することが大切です。
サバに含まれるEPAは血液の流れを良くすることで、毛髪に必要な栄養素を送り届けることができるようになるため、育毛にも必要な栄養素となります。
アレルギーを改善予防
また、EPAはプロスタグランジンやロイトコリエンといった物質の抑制にも働き、アレルギーや花粉症の改善または予防にも期待できるため、頭皮が炎症を起こしたりアレルギーによって荒れるのを防ぐこともできます。
頭皮のトラブルも薄毛に繋がるので、こうした細かい作用が育毛に役立つようになっています。
買うときに気を付けたいサバの選び方
スーパーで売られている主なサバは日本近海で漁獲されるマサバ、ゴマサバ、またはノルウェー産のタイセイヨウサバです。
購入するときは新鮮で栄養の多いものを選びましょう!
「鯖の生き腐れ」と言われるくらいサバは魚の中でも特に傷みやすいです。
『鯖の生き腐れ』
鯖は外見は新鮮なようでも腐り始めていることがあるということ。
鯖の肉は漁獲してから短時間のうちに酵素分解が進むので、人によっては蕁麻(じんま)疹がでたりするところからいう。
それではよいサバの選び方を紹介します。
背の青緑色の斑紋が濃い
背中にある緑青色の斑紋が濃くてハッキリしているものを選びましょう。
また腹が銀色でしっかりしたものがよいです。
切り口がやわらかくなっていない
鮮度が落ちていると切り口が柔らかくなっています。
目が黒い
目が真っ黒で大きめのものは鮮度がいい証拠です。
身と皮にハリがあるもの
身と皮にハリがあるものを選びましょう。
体がピンと張っていて尾まで太っているものは脂がのっています。
サバだけでは育毛、発毛のための栄養が補えない?
EPAで血液をサラサラにするだけではなく、育毛のためには実際に栄養を摂って送らなければいけません!
しかし、育毛に必要な栄養成分はサバだけでは補いきれないのです。
具体的にどんな栄養成分が必要になるかを知りましょう。
育毛、発毛に必要な栄養成分は?
育毛、発毛に必要となる代表的な成分を紹介します。
- ノコギリヤシ
- 亜鉛
- フィーバーフュー
- たんぱく質
- 亜鉛
- プラセンタ
サバからたんぱく質は摂取できますね。
その他の栄養成分もしっかりとるのはなかなか大変なことです。
ノコギリヤシや亜鉛などはサプリメントから摂るのがオススメ!!
まとめ
サバは健康に多くの効果があるので日常的に食べたい魚ですね!
- サバのEPAで血液がサラサラになることで頭皮に栄養を送り届けやすくなる
- サバのタンパク質が髪をつくる
- サバと一緒にサプリメントを摂るのがいい