【メンズ】スキンケアグッズの選び方!金額やポイントからあなたの肌にあった化粧水や乳液を選ぶ方法を解説

スキンケア
更新:2022.06.22
男性の肌

男性で肌荒れやしわ、たるみが気になるという人はいませんか?男性もしっかりスキンケアをすれば、いつまでも美肌で若々しい印象を保つことも可能です。スキンケアをするためにはいろいろなアイテムを用意しなければなりません。ここではメンズスキンケア製品を選ぶポイントについて詳しく見ていきます。

目次

メンズスキンケアの基礎知識

洗顔をする男性

まずはメンズスキンケア商品に関する基本的なことについてみていきます。どのような種類を準備すべきか、予算としてどのくらいお金をかけるべきかについてまとめましたので参考にしてみてください。

スキンケア製品の種類

スキンケアの基本は洗顔です。洗顔して余分な皮脂や汚れを落とさないと、どんな美容成分が配合されているスキンケア商品を使っても肌の内部になかなか浸透しません。洗顔フォームにはチューブやジェル、泡、固形などいろいろとあります。もし手軽に洗顔したければ、泡タイプのものがおすすめです。というのも洗顔するためには十分洗顔料を泡立てる必要があるからです。泡がクッションになって、直接手のひらで肌をこする必要がなくなります。摩擦の肌に与える負担の大きいことは覚えておきましょう。また敏感肌ですぐに肌があれる、ニキビができている場合には添加物の含まれていない専用の低刺激のものを選ぶといいでしょう。

次に化粧水です。男性の肌は意外と乾燥しているケースが多いです。化粧水を使って水分を補給して、潤いのある肌をキープしましょう。セラミドやヒアルロン酸は保湿力に優れた成分として、女性のスキンケア化粧品でもよく使われています。このような成分が配合されているか、ラベルなどを見てチェックしましょう。

乳液もスキンケアをするために必要なアイテムです。化粧水だけ肌に与えても、その水分がしばらくすると蒸発してしまいます。化粧水で潤いを与えた意味が半減します。水分を逃さない、蓋をするために乳液を最後の仕上げに塗布します。乳液も化粧水同様、保水力に優れた成分の配合しているものを選ぶといいです。中には皮脂の分泌が活発で、いわゆるオイリー肌の男性もいるでしょう。オイリーな人にとって「乳液をするとさらにべたつくのでいや」という方も出てくるはずです。その場合、保湿クリームを使用すればそこまでベタベタ感はしないでしょう。

メンズスキンケア化粧品を見てみると「オールインワン」を見かけることがあるでしょう。これはここで紹介したアイテムを一つにまとめた化粧品のことです。化粧水や乳液だけでなく、美容液やパックの機能も配合しているようなものもあります。スキンケアをしたいけれどもそんなに時間をかけられないというのであれば、オールインワン化粧品を試してみるのも一考です。

スキンケアにかける予算はどのくらい?

これからスキンケアを本格的に始めようと思っている男性にとって気になるのは「どのくらいコストがかかるのか?」ではありませんか?インターワイヤードというところが2019年に「男性のスキンケア」に関する調査を行い、その結果を発表しました。

その結果、男性の4割超がスキンケアを行っていると回答しています。この結果を見ても、男性にとってスキンケアはもはや当たり前の時代になりつつあることがわかります。年代別にみると20代男性は58.8%と6割をうかがう多さです。ただし年齢が上がっていくにつれて、その割合は徐々に下がっていきます。しかし60代や70代以上も3割を超える人がスキンケアを行っていると答えています。

「スキンケアに毎月いくらくらいかけているか?」という質問に対し、最も多かったのが500~1,000円が27.8%と最も多かったです。500円以内も23.5%ありました。つまり1,000円以内で済ませているのが過半数に達しました。月々1,000円以内であれば、それほど大きな金銭的負担にはならないはずです。ただ女性の場合、1,000円以上かけている人の占める割合が多かったです。男性よりも女性のほうがよりスキンケアにお金をかけていることもわかりました。これからスキンケアをしようと思っている男子は、まず月々1,000円くらいお金をかけてみるのがいいかもしれません。

メンズスキンケア選びの基本について解説

オイルの瓶

具体的にどのようなスキンケア化粧品を選ぶかですが、肌質によって変わってきます。肌質別の選び方は別項で見ていきますが、まずは基本的に抑えておくべきポイントについていくつかピックアップしてみました。

添加物の含まれていないものを選ぶ

人工的な添加物の含まれていない化粧品を選ぶのが基本です。香料や着色料、鉱物油の含まれていない無添加の商品を使いましょう。添加物の含まれている化粧品を使用すると、強い刺激を肌に与えかねません。すると美肌になるどころか、炎症などの肌トラブルを助長する結果にもつながりかねません。特に敏感肌の方は刺激の少ないものを選んで使用しましょう。「無添加」とか「低刺激」「敏感肌用」といったことの書かれている商品を選ぶのが無難です。

使い心地も重要

どんなに効果的な成分が含まれていても肌馴染みが悪かったり、ベタベタして気持ち悪かったりすれば長期間使い続けるのは難しいでしょう。そこで気持ちよく使用できるスキンケアグッズを購入することも大事です。お店によってはサンプルを用意しているところもあります。サンプルを手にとってちょうどいい感じのテクスチャか、香りが自分の好みかチェックしてみてください。サンプルがない場合には、少量の商品からお試し感覚で使ってみましょう。使い心地がよかったら、次は大容量のものを購入すればいいでしょう。

肌をどうしたいのか考える

肌にどんな悩みがあるのか、スキンケアをすることで肌をどうしたいのか、具体的にイメージすることも大事です。それによって、おすすめのスキンケアアイテムも変わってくるからです。乾燥肌や敏感肌の方であれば、肌に潤いを与えられるものを購入したほうがいいです。一方脂性気味の方はいかに余計な皮脂を取り除ける化粧品化で選ばないといけません。

また年代によっても購入すべき商品も変わってきます。例えば30代以上の中高年男性が10代や20代向けの化粧品を使っては、アンバランスです。また中高年男性の中には、いつまでも若々しく見られたいと思う人も多いでしょう。その場合、アンチエイジング成分の配合している化粧品がおすすめです。自分の肌へのニーズに合致している化粧品かどうか、チェックしましょう。

肌質別・スキンケア化粧品の選び方

肌を気にする男性

どんなスキンケアグッズを使用すべきか、肌質がどうかによっても変わってきます。そこでここでは肌質別にどんな商品を選ぶべきかについてまとめました。各肌質の特徴についても紹介しますので、自分がどれに該当するか確認してみてください。

乾燥肌におすすめの商品

肌の水分と皮脂の不足している状況です。いつもカサカサしている、粉を吹いている人は乾燥肌に分類できます。洗顔した後で肌が突っ張るような感じがするのであれば、乾燥肌の可能性が高いです。乾燥肌の場合、基本は潤いを与えるスキンケアをすることです。まず化粧水ですが、保湿成分の配合されたものを使用しましょう。具体的にはセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの配合されているものがおすすめです。

化粧水は贅沢にたっぷり与えるのがおすすめです。ですからあまり値の張る化粧水を使用するのは控えましょう。毎月購入できるような、予算的に無理のない化粧品を購入してください。また化粧水を使ってもそのままだと、すぐに与えた水分は蒸発してしまって元通りになります。そこで乳液を使って蓋をしましょう。乳液は油分の多く含まれているものがおすすめです。乾燥肌の方は油分も不十分なケースが多いからです。ワセリンやシアオイルの含まれている乳液を選びましょう。しっかり油の膜を作るためにも、しっとりしたテクスチャのものがおすすめです。

脂性におすすめの商品

オイリー肌と呼ばれる脂性の男性も多いでしょう。一般的な傾向として、女性と比較して男性のほうが皮脂の分泌が活発だからです。洗顔してもしばらくすると顔がテカってしまう、手で触ったときにベタベタするのであれば、オイリー肌の可能性が高いです。洗顔しても肌にツッパリ感がない人も脂性肌の可能性大です。

脂性タイプの方はまずさっぱりした化粧水を購入するのがおすすめです。初めて商品を購入する際には、成分表をチェックしましょう。ビタミンC誘導体の配合されている化粧水がおすすめです。ビタミンCには過剰な皮脂の分泌を抑制する効果があるといわれているからです。また皮脂分泌が盛んなオイリースキンの方は毛穴が開いて目立ってしまう傾向も見られます。そこで毛穴引き締め効果があるとされる化粧水との相性もいいです。

脂性タイプの方は皮脂が過剰に分泌している状態です。そこで洗顔をしっかり行って、余分な皮脂を取り除くことも大事です。洗顔料は洗浄力の強いものを選ぶといいでしょう。洗顔料ではなく、せっけんで洗顔したほうがいいかもしれません。洗浄力強めの洗顔料を使用する場合には、同時に保湿成分が含まれているものを購入しましょう。皮脂をがっつり取り除くことで、油分と水分のバランスが崩れたり、皮脂膜がなくなることで肌の水分が蒸発してしまったりするからです。

混合肌におすすめの商品

混合肌と呼ばれる肌質の方も見られます。皮脂の分泌は活発な一方で、水分は不足している肌の状態です。特におでこから小鼻にかけてのTゾーンの皮脂分泌が活発でテカっている人は、この肌質に該当するかもしれません。Tゾーンはテカる一方で頬や口元、目元はかさつくのも混合肌の特徴です。その他にも洗顔直後は肌が突っ張った感じがするけれども、しばらくすると脂っぽくなる人もこの混合肌に該当するかもしれません。

混合肌の方は陥りがちな間違ったスキンケアは、さっぱりした化粧品を使ったケアです。しかし皮脂で分かりづらいかもしれませんが、本来は肌が乾燥しています。ということは保湿ケアに力を入れるべきです。ですから化粧水は乾燥肌の方と一緒で、保湿力に優れたものを選びましょう。保水力に優れたセラミドの配合されている商品を使ってケアをするのがおすすめです。

混合肌の方は生活習慣が原因の可能性もあります。不規則な生活リズムだったり、食事の栄養バランスが偏っていたりしてホルモンバランスの崩れている方が多いです。このような方は、ちょっとした刺激でも肌トラブルが起こりやすいです。そこで無添加の低刺激の化粧品を使って、スキンケアをしましょう。

敏感肌におすすめの化粧品

敏感肌とはすぐに炎症などの肌トラブルを起こしてしまう肌質のことです。皮膚科学的に明確な定義がないので少しあいまいですが、しばしばニキビや吹き出物が発生する、肌のごわついた感じがする方などは敏感肌の可能性が高いです。敏感肌の人は乾燥肌の傾向が見られます。皮脂の分泌が少なく皮脂膜を構成できず、外部の刺激に無防備な状態になりがちです。このため、いろいろな肌トラブルが起こりやすいのです。そこで化粧水を使って、しっかり水分を補給してあげましょう。

敏感肌はちょっとした刺激ですぐに肌トラブルを起こしてしまう危険性があります。ですから添加物の含まれていない、低刺激のものを購入しましょう。敏感肌用のスキンケア化粧品を使用するのが安全です。また敏感肌の方の場合、特定の成分にアレルギー反応を起こしやすくなっている可能性があります。もし特定の商品を使って赤みが出たり、肌荒れが起きたりしたらその化粧品にアレルギーがあるかもしれません。使用を速やかに中断して、皮膚科医など専門家にアドバイスを受けましょう。

まとめ

鏡を見る男性

日常的に髭剃りをするなど、男性の肌はダメージを受けやすいです。ですからいつまでも若々しく美肌をキープするためにはスキンケアを日常的に行うことが大事です。どのようなメンズスキンケア商品を選べばいいかですが、肌質によって変わってきます。上で紹介した特徴をチェックして、まず自分の肌質はどのタイプか判断しましょう。そのうえで自分の肌質に合った化粧品を使って、毎日コツコツスキンケアを継続しましょう。

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