たまねぎで血液サラサラにすると髪が生える?栄養と育毛の関係

育毛
更新:2022.01.09
たまねぎ

どこの家庭でも使用されることの多いたまねぎは、安く購入でき炒めたり茹でたりと使い勝手の良い食材です。
このたまねぎにはビタミンB6を中心に様々な栄養素が含まれていますが、含有量はさほど多くありません。
健康のための食材としては不足しがちな栄養素となりますが、育毛のためには効果的な栄養素が含まれています。

目次

タマネギの育毛によい栄養素

育毛に良いとされるのは主にアリシン、ケルセチン、グルタチオンの3つの成分で、それぞれ異なる働きをしながら髪の毛に影響を与えています。

アリシン

アリシンはネギといった香りの強い食材に含まれる成分で、血小板の凝固作用を抑えて血液をサラサラにする働きを持っています。
育毛には髪の毛に栄養を届けるのが必須となっていて、血液の流れが悪いと栄養も届かずに不毛となるおそれがあるので、血流を改善することは育毛に必要なことです。アリシンによって血液の流れが良くなることで、髪の毛が成長するのを促すことができるようになります。

ケルセチン

次にケルセチンですが、これはたまねぎの皮に含まれる成分でポリフェノールの一種となります。強い抗酸化作用を持ち、頭皮の老化を防ぎながら血液をサラサラにしてくれるので、そのまま食べることはできなくても、煎じてお茶にして飲むという方法で摂取することが可能です。

グルタチオン

最後のグルタチオンはアミノ酸の一種で、抗酸化作用、解毒作用、肝機能向上といった働きを持っています。
膵臓を活性化させてインスリンの分泌量を増やすことで血糖値を下げることができるので、結果的に血液をサラサラにして、間接的な育毛作用を発揮します。

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