ヘアサイクルとは?髪の毛が生えてから抜けるまで
更新:2022.01.09
髪の毛の生え変わるサイクルをヘアサイクルと言いますが、通常のヘアサイクルは頭皮から髪が飛び出してから4年から6年と言われており、個人差はありながらその間、髪は伸び続け、新生毛の発毛に押し出されるかたちで髪が抜け落ちるという経過となります。
人間の髪の本数
通常、1日に抜ける髪の本数は50本から100本と言われています。
太く健康的な髪が抜け落ちるのは、その髪の寿命であり、生え変わりのために抜け落ちる作用です。
薄毛になるヘアサイクル
問題となるのは、成長しきっていない未熟な細く短い髪が抜け落ちることです。
新生毛は寿命を終える髪を押し出し、頭皮の毛穴から出る時には細く短い髪として成長を始めますが、その成長過程で抜け落ちる髪は、髪が押し出されて抜けるのではなく、ヘアサイクルの乱れにより、通常であれば4年から6年成長するはずの髪がそれ未満の期間で抜け落ちることで、徐々にヘアサイクルを短縮し、薄毛が進行してしまうこととなります。
健康的な毛根からは一つの毛穴から数本もの太くしっかりとした髪が生えていますが、細く短い未成長な髪は、抜け落ちやすく1箇所の毛穴から1本の髪しか出ておらず、当然抜けやすくなります。
ヘアサイクルを整える
発毛環境を整えるには、ヘアサイクルを整えることが大切で、代謝を高めるための健康管理と頭皮環境を整えるヘアケアの両方を同時に行うことが必要です。
薄毛は遺伝的要素が高いと言われますが、正常なヘアサイクルを取り戻すことで、健全な発毛となります。