危険!?BitMEX(ビットメックス)のセキュリティとリスクについて徹底調査した結果
コインチェックのハッキング問題など、取引所を利用するだけでも危険がいっぱいです。大切なあなたの資産を守るためにはセキュリティなどもしっかり理解しておきましょう。
この記事ではBitMEXのセキュリティとリスクについて徹底的に調査を行いました。考えられるリスクや対策方法を紹介します。
BitMEXは2020年4月30日に日本人は使用できなくなりました。
目次
想定されるリスク
まずはBitMEXを使う上で起こり得るリスクについて想定できるものをお伝えします。理解した上で対策を行いましょう。
BitMEXの閉鎖
取引所に閉鎖はいつ起こるかはわかりません。閉鎖が行われる場合には事前にメールなどで連絡があるのでしっかりと確認をできるようにしましょう。閉鎖スケジュールに合わせて出金処理を行えば問題ないでしょう。BitMEXは世界で一番の取引量を誇る取引所なので可能性は非常に低いと思います。メリットだらけのBitMEXがなくなってしまったらどこを使うかが一番の悩みになるでしょう。
BitMEXがハッキングされる
BitMEXがハッキングされて顧客の資産が盗まれてしまうこともリスクです。コインチェックの場合にはハッキングにより営業を停止することになっていましたね。被害金額にもよりますが、BitMEXが負担して済むだけであれば最悪よいでしょう。
BitMEXでは顧客の資産をすべてオフラインのコールドウォレットで管理されているため、ハッキングの可能性はかなり低いでしょう。出金処理なども1日1度しか行われないのでより危険な状況にならないように徹底されている取引所であるといえます。
日本人の利用規制
これは日本人のみ関係するものですが、日本が海外取引所や仮想通貨自体を禁止するなどとなった場合です。一部の取引所では金融庁によって日本人の登録をできなくしていることもあります。取引所の国や運営の対応にもよりますが、BitMEXは今まで日本人が利用できなくなったことはありません。むしろ日本語にも対応していて日本人にとって使いやすい取引所です。
BitMEXは2020年4月30日に日本人は使用できなくなりました。
BitMEXのセキュリティ
ここからはリスクに対してBitMEXのセキュリティがどうなっているかを解説します。
4種類のセキュリティ
- ウォレットのセキュリティ
- システムのセキュリティ
- 取引エンジンのセキュリティ
- 通信のセキュリティ
BitMEXではサービスでの4種類のセキュリティを徹底しています。
コールドマルチサインウォレット
BitMEXでは全てのビットコインをホットウォレットを使わず、コールドマルチサインウォレットに保管しています。
コールドウォレットとはオフラインで管理されているビットコインウォレットです。逆にオンラインのウォレットをホットウォレットといいます。インターネットにつながっていないのでハッキングリスクがありません。
また資金を支出する前にどのトランザクションでもパートナー3 名のうち2 名の署名を必要としています。
業界初の入金と出金にマルチサイン方式を採用しています。
コールドウォレット+マルチサイン方式であなたの資産を守ります。
BitMEXは徹底された世界トップレベルのセキュリティがあるので安心して利用できるといえるでしょう。
資産を守るためにあなたが行う対策
取引所のセキュリティがしっかりしていてもあなたの甘さから被害にあることはあります。
しっかりと理解して対策しましょう。
パスワードの管理
パスワードは他のサイトで使っていないもので複雑で長いものにしましょう。できれば記号などを含めて12文字以上が理想です。
他のサイトから漏れたり簡単に予想できるパスワードだと不正にログインされて操作される恐れがあります。
またパスワードを定期的に変更するのも大切です。
二段階認証
二段階認証は必ず設定してください!
設定していればもしパスワードが知られてしまったときでも不正ログインを防ぐことができます。
ログイン時などの入力の手間は増えてしまいますが、設定していれば被害をかなり防げます。
APIキーの取扱
Botや外部サービスを使う人はAPIを利用すると思いますが、APIキーの取扱には気をつけましょう。怪しいサービスにはAPIキーを入力しない。使っていないAPIキーは削除するを徹底してください。
BitMEXのセキュリティとリスクまとめ
BitMEXは徹底された世界トップレベルのセキュリティがあるので安心して利用できるといえるでしょう。しかし利用者のミスにより利用者自身が被害にあってしまうことは起こり得るので自分自身での管理もしっかり行いましょう。
以上、BitMEXのセキュリティとリスクについてでした。