
ある大学で、社会心理学者のステファン・ウォーチェルという教授が、瓶の中に入っているクッキーを学生に食べてもらい、その味の評価をしてもらいました。
半数の学生にはクッキーが10個入った瓶を渡し、残りの半数の学生にはクッキーが2個しか入っていない瓶を渡しました。
チョコチップ
クッキーへの評価結果は、2個入りクッキーの1個を食べた学生グループの方が、10個入りクッキーの1個を食べた学生よりも、美味しかったという評価を下しました。
さらに、「別の学生が食べてしまった」と告げた後、2個入りの瓶を渡した場合と、何も言われずに2個入りの瓶を渡した場合では、「別の学生が食べてしまった」方が、より美味しかったという評価を下しました。
先日、女房の妹夫婦が新車を買いました。我々夫婦がいつもお世話になっている、ディーラーの営業マンからです。
妹の旦那は外資系日本法人の社長。1年のうち半年は世界を常に飛び歩き、外人たちと難しい交渉事を常にしています。今回もディーラーの営業マンと会って、一応話を聞きましょうというスタンス。
この彼氏が、私たちが紹介した営業マンと会ってから、僅か2時間後には新車購入の契約をしたそうです。
何で?
先ず第一に、入念な下調べに基づく下取り価格の高値設定。第二に妹夫婦の要望にピッタリの在庫車のチェック。そして最終的な決め所は……。
このたびの本題。希少性の法則です。
要望を満たすピッタリの在庫車、在庫車だからこその値引き金額。それも最後に1台だけ残っている在庫車!
その場で、在庫車が置いてある他の営業所に電話をする、かの営業マン。
“大丈夫です!抑えている営業マン(他営業所)も今なら手を引くそうです!”
“どうしますか?”
“最後の1台。これを逃したら後はない!”
“ええい!ままよ!”と契約書にサイン。
結婚相手だって同じです。
“この彼氏を逃したらもう二度とこのような彼氏と出会えない!”と僅か交際1カ月で婚約した彼女。
“この様な彼女ともう二度と会えない”と、お見合いパーティー後、交際2週間で婚約した彼氏。
正に希少性を地に行く内容であり、皆さんの行動です。
こんなに簡単に結婚を決めていいんだろうか?という疑問がわくと思いますが、恋愛期間が長かった夫婦ほど、離婚に至る期間は逆に短いという結果があるようです。
ともあれ、如何に自分の希少価値を相手に伝えられるかが、交際における一番のポイントです。
例えば、自分を好きになってくれる異性が、今までほとんどいなかったと思っているあなた。あなただけの悩みではありません。未婚者共通の悩みです。
そこへ“あなたが好きです”と言ってくれる方が現れたらどうでしょう。
今までなかった事なんですよ。“あなたが好き!”という言葉。
何十年も待っていた言葉じゃないですか。
まさに希少な言葉。
この希少な言葉をあなたが先に相手に言ったなら、相手は自分を好きになってくれた希少な人と思うでしょう。
そうです。あなたは希少な存在に成れました。
たった一言、“あなたが好きです”という言葉。
但し、乱発はいけません。
ここぞと思う時に使ってください!
ここぞ、がどこか解らない方、相談に乗ります!!