記事一覧

H2Aロケット打ち上げ成功!

アイコン

三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は18日午前1時39分、韓国の多目的実用衛星「KOMPSAT―3(愛称・アリラン3号)」など計4基の衛星を搭載したH2Aロケット21号機が、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、打ち上げに成功しました。
ファイル 873-1.jpg 種子島宇宙センター
今まで、官需に頼ってきましたが、今回、初めての商業打ち上げです。やっと来ましたと言う感じですね。

韓国のアリラン3号は光学カメラを搭載しており、地理情報や環境、農業などに役立つ高解像度の画像を撮影します。韓国内では大騒ぎしています。JAXAの水循環変動観測衛星「しずく」は地上の降水量や水蒸気量などを観測し、地球規模の気候変動や水循環を調べ、豪雨や台風予報の精度向上に役立つとみられています。

その他、九州工業大学の小型衛星鳳龍弐(ほうりゅうに)号や小型衛星「SDS―4」が打ち上げられました。
ファイル 873-2.jpg H2Aロケット
このH2Aロケットは、通算21回打ち上げられ、失敗は僅か1回のみ。

何でこんなに喜んでいるのかと言いますと、ロケットの基本技術とは、①エンジン(推進系)、②誘導制御技術、③機体構造の軽量化技術(材料を含む)と言われています。これらの事を0から開発してきたのですから偉いのです。
ファイル 873-4.jpg 桜花
日本には大東亜戦争の時に、航空特攻兵器として開発された「桜花・固体ロケットエンジン」がありましたね。特攻隊の最終兵器でした。そして敗戦から10年後にやっと、糸川博士のペンシルロケットから、ロケットの研究開発の再出発がされました。航空機はアメリカが許可しませんでしたが、ロケットに関しては制約は無かったようです。

ロケット技術は各国ともに、公開はしていません。他国に物は売っても革新的部分はブラックボックス化しています。ですから、日本は独自に技術を開発して来ました。

ファイル 873-3.jpg 宇宙開発の歴史
しかし、独自開発とは言っても、世界のロケットは、アメリカのロバート・ゴダードが石油と液体酸素を使った液体燃料ロケットを開発(1926年)し、ドイツのフォン・ブラウンがVⅡロケット(1942年・エチルアルコールと液体酸素)を作り、マッハ3を超えるロケットとして完成させました。

ドイツ敗戦後、この技術がアメリカとソビエトにもたらされ、日本へは敗戦直前、ナチスドイツより直接もたらされました。現在打ち上げられているロケットのルーツは、全てVⅡロケットと言うのも何故か考えさせられます。

日本が今後、世界の中でロケット産業として勝ち抜くためには、如何に安く打ち上げることが出来るかに掛かっています。

その答えこそ、以前紹介したイプシロンロケットの開発です。

日本は相変わらず凄いですね!だから安心して結婚してくださいね!

トラックバック一覧