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メタンハイドレート産出試験開始

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最近地震が頻発し、富士山の噴火も話題になる今日この頃ですが、少しは明るい話題をと思いまして、メタンハイドレート産出試験開始の話を書くことにしました。

さて皆さんもご存じのとおり日本は現在、世界有数の資源輸入国です。

数百年前には、中国の銅銭は日本の胴を輸入して作られ、黄金の国ジパングとして世界に金を供出して来ました。

ところが今や胴は100%海外から輸入し、石油は新潟沖で僅かばかり0.4%分石油がとれますが、99.6%海外から輸入しています。
ファイル 843-1.gif 資源海外依存度(2006年)

ところが、今世界中で注目を集めているメタンハイドレートが、100年分も我が国の沿岸部にあることが解りました。
ファイル 843-2.jpg BSR分布図
(BSRとはBottom Simulating Reflecto(r 海底疑似反射面)。 海底下を地震探査した際に表れる特殊な反射記録。メタンハイドレートの存在を示し、メタンハイドレート濃集帯抽出のための一つの指標となる。)

2001年にカナダ内陸部で試掘調査及び抽出試験を行ってから早12年の歳月が掛りましたが、本年から日本沿岸の深海部(500m以上)で産出試験を行い、将来の商業生産の基盤整備を行います。
ファイル 843-3.jpg 減圧法の原理図
石油天然ガス・金属鉱物資源機構がカナダとの第2回共同試験で、初めて減圧法で産出試験を行い高い効率が認められました。これにより将来における商業生産に希望が灯されることになりました。

世界人口が増えていくということは、取りも直さずエネルギーが必ず必要になっていきます。

私達は生で穀物を摂取することが出来ません。穀類は火(エネルギー)にかけることにより食べることができます。

貧しい国では、樹木が無くなれば、草食動物の糞をエネルギーとして頼るしかありませんが、国家としての繁栄は望めません。国家が繁栄しなければ私達も良い暮らしが出来なくなります。

その貴重なエネルギーが日本沿岸にあるのですから、笑いが止まりません。原子力発電に頼ることも無くなる訳です。

東京都がガス発電に力を注ぎ始めたのも頷けますね。

日本の未来には明るいものがあります。皆さん安心して結婚してくださいね。

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