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コンバインドサイクル発電

「再エネ法」なるものが可決されるようですが、脱原発を行う為の助成金やら、利権がかなり絡みそうな法案です。

この話の立役者は、缶元総理とソフトバンクの尊。缶退陣と交換にした法案です。

脱原発の為に、太陽光発電を増やそうとか、風力発電を増やそうと言う話の様ですが、曇り空が多い日本で、産業を支える発電量を太陽光発電で賄うことが出来るのかと言いますと、否です。

日本列島全てに太陽光パネルを張ったとしても、不可能です。

更に、台風時期以外であのような大形の風車を回せる風が常時吹いている場所は、日本列島にはほとんどありません。100万Kwなど程遠い存在です。

今回、紹介するコンバインドサイクル発電は、日本では、1981年に日本国有鉄道(現継承者は東日本旅客鉄道株式会社)の川崎火力発電所1号機に初めて導入されました。

ファイル 786-1.jpg 天然ガスコンバインドサイクル発電所

大阪ガスが改良開発したシステムでは、1000億円の予算で110万kwが得られます。原発1基分です。

先月、石原知事が東京都独自にこのシステムを導入すると、定例記者会見で発表しました。今後、東電と施設線利用に関して話し合うようです。

このシステムの良い処は、「発電効率」がすこぶる良いということです。

火力発電や原子力発電では30%の「発電効率」なのに、天然ガスコンバインドサイクル発電では、58%の「発電効率」が得られるそうです。
ファイル 786-2.gif 仕組み
圧縮空気の中で天然ガスを燃やしてガスタービンを回し、タービンを回し終えた排ガスの余熱で再度蒸気タービンによる発電を行う。

排気ガスを使って燃焼効率を上げるターボエンジンに似ていますね。

ターボチャージャー付きディーゼルエンジン車に昔乗っていましが、なかなかの加速でしたよ。

更に、大阪府村野浄水場では、停電時に給水できなくなることを未然に防ぐために、このシステムを導入し、新エネ大賞を受賞しています。

しかし、天然ガスを利用すれば、埋蔵量の関係で値段が上がるのでは、とか、海外からの供給なので、レアメタルの二の舞になるのではという意見もあります。

ところが最近、シェールガスに革命的な変化があったようです。

「シェールガスとは泥質岩の中に貯留されている天然ガス。米国のシェールガス可採埋蔵量は24兆m3で、同国での天然ガス消費量の38年分。中国では414年分が眠っているという。硬い岩盤を水圧で破砕する技術、井戸を水平に掘る技術などが確立したことで、シェールガスの採掘が可能になった。」と言うことです。

石原都知事は現実的なこのシステムを、海外ファンドを利用して地方自治体がこれを建設するのはどうかと、提唱していました。

不確かなものをこれから開発するより、既存の技術で不足している電力を賄う方が、ずっと得策です。それも、スピーディーに!

日本には素晴らしい技術が沢山あります。

安心して結婚してくださいね!

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