記事一覧

泥から夢が!

アイコン

中国政府による輸出規制強化など一連のレアアース(希土類)政策の影響で、このレアアース価格がこの半年間で、なんと4倍以上に高騰していることが今月6日に分かりました。

日本は自動車から家電製品に至るまで、このレアアースを大量に利用しています。
ファイル 767-1.jpg ジスプロシウム(wikiより)
日系商社筋によりますと、このレアアースの内、ハイテク製品に必要な強力磁石に使われるジスプロシウムの取引の目安価格は、6月下旬に1キロ当たり1900ドル(約15万円)を突破。更に現在は、中国側から提示されている取引価格は4千ドル超に跳ね上がっているそうです。

尖閣諸島での中国漁船拿捕事件以来、対日政策の一環としてレアアースの価格高騰を中国政府は繰り返し行っています。

日本ハイテク産業の米とも言えるのが、このレアアースです。

ところが、此処へ来てハイテク製品に欠かせないこのレアアース(希土類)を高濃度で含む泥が、太平洋の深海底に大量に存在することを東京大の研究チームが発見しました。
ファイル 767-2.jpg レアアース海底分布図(ecool.jpより)
総埋蔵量は陸上の800倍に達する“夢の泥”とも言われます。

日本はレアアースの90%を中国から輸入しており、資源として利用できれば中国依存からの脱却につながる可能性もあります。

発見したのは東京大大学院工学系研究科の加藤泰浩准教授等。国際共同研究などで採取された太平洋海底のボーリング試料を分析し、ネオジムなどのレアアースを400ppm以上の濃度で含む泥が、水深3500~6千メートルの多くの地点に分布しているのを見つけたそうです。

凄い!

この高濃度の泥はタヒチ付近の南東太平洋と、ハワイ付近の中央太平洋に集中しており、泥の厚さはそれぞれ8メートルと23・6メートルで、両海域計約1100平方キロメートルの総レアアース量は、世界の陸上埋蔵量約1億1千万トンの800倍に当たる約880億トンと分かったようです。

やりました!

またまた、快挙です!

最近、日本近海から色々なものが発見されています。正に資源大国の様相を呈してきています。排他的経済水域から見ると、日本は世界でも有数(5位とか7位とか)な面積を保有していることになります。

福島原発とか東北大地震とか嫌なニュースが多いですが、珠にはgoodニュースもいいでしょ。

トラックバック一覧